https://www.amazon.co.jp/なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない-東畑-開人/dp/4103544910
東畑開人 著
「なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない」
「なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない」
「ゼロ秒思考」を始める少し前の話、仕事のモヤモヤが結構溜まっていた時のこと。
あるプロジェクトの担当になり、企画立案を進めていたんだけど、なかなか上司に納得してもらえる案が思い浮かない日が続いていた。
最初の方は、上司の指摘に対して素直に修正をして再チャレンジしていたんだけれども、いくら直してもぜんぜん納得してくれなかった。そのうち徐々にモチベーションもなくなっていき、同時並行で進めていた他のことに逃げるようになっていくという悪循環。
もともと、その上司にけしかけられてスタートしたプロジェクトだったんだけど、具体化していけばいくほど、「何が目的でそれを作っているの?」と言われる始末。
「いや、あんたがけしかけてきたんでしょうが!!」
という風に、すこしげんなりとしていた日が続いていました。
少し心が荒んでいってるという自覚もあって、心理セラピーに変わる本を探していたところ見つけたのがこの本でした。
臨床心理士の著者のもとにカウンセリングへ来る人たちが題材となり、それぞれ違う悩みをもってくるけれども、悩みは深いところで誰しも共通しているのではないのか。
「仕事のささいなことで悩んでいる自分も深いところでは同じかもしれない」
そう思ってから、著者の元へカウンセリングに来る人たちと一緒に小舟を漕ぎ出すことに決めました。
続きはまた明日。