【灼熱】夏のビジネスマンのオアシス「卓上扇風機」が壊れた話
それは何の前触れもなく突然起こりました。
扇風機:「ウィ〜〜ン、、カタカタカタカタ」
「ガッガッガッガ、、ガッ、、(静寂)」
自分 :「!!!!!!?」
扇風機:「、、、、、、、、」
自分 :「、、、パンパンパン(叩く)」
扇風機:「、、、、、、、、」
自分 :「、、、、、、、、っえ、、まじ?、、」
「終わった、、」
令和4年8月5日17時15分、ご臨終です。享年1歳でした。
これまで数々の苦難を共にしてきた扇風機。別れは突然に。
(回想)
「外から帰った時は一目散に君のそばに駆け寄ったよな」
「金曜日に切り忘れて3日連続で運転させてしまった時もあったよな」
「あの時は予約時間にギリギリで急いでたんだよ、ごめんな」
「今シーズンが終わったら、羽についたホコリを取ってやろうと思ってたのにな」
「君のことは忘れない、てか1年しかもたないってどゆこと」
「うわーやられた、無印の扇風機はもう買わないとこ」
「てゆうか、、、なんで、、、許せんな」
「やっぱ、餅は餅屋だな、家電メーカーの買お」
でも思い返してみると、1ヶ月前から少しづつ不調があったような。
そのことに気づいていたんですけど、見て見ぬふりをしていました。
はぁ、壊れたものは仕方がない。
日中はエアコンがついているのでかろうじて大丈夫なんですが、定時を超えてからが灼熱。そう、うちの会社は定時の時間しかエアコンがつかないんです。ふじこふじこ
エアコンの稼働時間のことを嘆いてもしょうがないので、まずは扇風機をなんとかしなくては。分解して油でもさしたら直るのか、はたまた買い直さなければいけないのか。
一旦家に持ち帰って分解してみることにしました。
(全然機械に詳しくありませんが)
ここで余談ですが、私はどうも壊れた機械を前にすると分解する癖があるみたいです。
〜〜〜
学生時代に話は飛びますが、当時使っていたCDプレーヤーが壊れて興味本位で分解したことがあります。CDの開閉ボタンを押しても”機械音はするのに台みたいなのが出てこない”という症状。歯車か何かが空回っているのかなと思い、それを直すためにネジを一つずつ緩めていきました。
そしてある程度分解が進み開閉に関わっているであろう歯車まで辿り着き、どんな感じで動いているか動作確認をするためコンセントへコードを挿した時です。
「シュ〜〜〜(モクモク)」
内部の基板からから白煙が立ち上りました。
慌ててコンセントからコードを抜きましたが、時すでに遅し。
髪の毛をライターで炙った時のような匂いと共にガラクタへと成り下がってしまいました。
CD取り出し以外の機能は問題なく使えていたんですが、それも全てパーに。。
それが私のはじめての分解でした。
とどめを刺してしまった自分のセンスの無さに自信を無くし、今後機械を分解することはやめとこと心に誓っていました。
〜〜〜
さて、話は戻り、会社から自宅へ扇風機を持ち帰ってきました。
あの時から何年も経っているし、成長しているだろう。うん、きっと大丈夫。
プラスドライバーとネジ置き用のトレーも準備OK。
「さっそく分解を始めます。」
(続く)